「正直に言わせてもらうよ。屋根の上に簡単にモノを乗せないでくれ、屋根は家の頭じゃ髪じゃ。人間と同じじゃ。大切なところじゃ。」
「頑固なわからずやで言ってるのじゃないよ。もっと屋根のことを考えて乗せてくれといっとるのじゃ。」
「わかってくれるか。乗せ方があるのじゃよ。」
「そもそもこんなものを乗せるつもりで屋根をつくっとらんからの~。」
「太陽光発電は地球にとっても、これからの暮らしにもぜったい必要じゃ。だから、屋根のことがようわかっとる職人に相談しないと、後々困ったことにもなりかねない。安易に取り付けて被害も出てきてるそうじゃ。」
「それができる職人は、今では少のうなった。安けりゃいい、屋根に取っつけりゃいいでは困るんじゃ。後々困るのはあんたじゃ。」
「素人ではずさんな工事はわからん。ほんの最近大変な事件が起こったじゃろう。」
「例えば、部屋には落ちんでも屋根裏にはけっこう雨漏りがしとるんじゃ。ほっといたら木が腐るじゃろ」。
「早い安いは牛丼だけでいいのじゃ。」
「今の家なら10年もすりゃ手入れが必要じゃ、人間の健康管理とおなじ、早めの手当が肝心じゃ。」
「職人とは、確かな技術をもち現場を知り尽くし、いい仕事をしようという心をもっている人間のことじゃ。」
「そこでじゃ、タップ工房の西島の親父は、頑固者じゃが、屋根と雨じまいの匠とよばれるぐらいじゃ。家のことをよう知っているし、わしら屋根のことをよう気遣ってくれる。気が通じあえるというのかな~。」
「わしら屋根もこの親父の工事なら安心しとる。若いときから現場で鍛えられてきた人間やからな~任せられるよ。」
「この後の頁も、いろいろ見て読んでやっくれ、参考になるよ。」
「家のことならなんでも相談したらええ、やさしゅう教えてくれるよ!ただでなあ~。」
「ここクリックしたらええわ。」
「わしも最近インターネットおぼえたばかりじゃ…ハァハァハァ!」
屋根と太陽光発電についてさらに詳しく知りたい人は西島社長の話(対談)が載っているよ→
地球は全体として見ると、数千年から数万年に数度の範囲で平均気温が変動しています。平均気温が下がった状態を氷河期というのはご存じのとおりです。
一方、縄文時代は逆に温度が高く、極地の氷が融けて海面が今より数m高かったと考えられています。
そして1980・90年代は、過去数百年のうち最も暖かい気候となりました。その原因は、主として二酸化炭素などの濃度の上昇に伴う「温室効果」が現れはじめたためと考えられています。
このまま温室効果が高まっていき、温度の上昇が続くと、縄文時代と同じく、海岸沿いの平地はすべて海中に没してしまうことが考えられます。それはそのまま耕地面積の縮小、食糧生産の減少を招くことは明らかです。
◆いま起こっている地球温暖化の危険な事実
南極西部氷床の不安定性…ネイチャー誌の記事の中で、オッペンハイマーは、地球温暖化によって起こる南極西部氷床の不安定性の動向について3つのシナリオの要点をまとめました。
そのうち2つは、氷床の滑落により、これから250年から700年先に海面が5~6メートル上昇するとしています。これらの両シナリオは、来世紀中に起
こりうるほんの数度の気温の上昇で引き起こされるため、確実に排出を削減するための行動をおこさなければ、取り返しのつかない結果をもたらすことになりま
す。たとえば、それだけの水没があれば十分に大阪市も水没してしまうのです。
「氷河」…コロラド大学の研究チームによると、北極やノルウェー半島地帯以外では、世界的に山の氷河は、以前考えられていたよりも早い速度で溶け出しています。アメリカの氷河国立公園の氷河は、今後50年~70年で消滅してしまうでしょう。
◆「エル・ニーニョと森林火災」
今年の山火事は、気候変動がさらに頻繁に激しい異常気象をもたらすとしたら、地球が直面するであろう危険を顕在化しました。昨今の火事では、ボルネオ島
とスマトラ島で、100万ヘクタール以上の地域の植生が破壊されました。5月下旬のボルネオ地方政府の声明によると、現在6万人が山火事及び過度の干ばつ
で飢餓に直面しているそうです。
マレーシアでは、マラリア・コレラなどの悪疫が5月の1ヶ月間で上昇し、稲作は干ばつで危機に瀕しています。
3月までに、ブラジルでの森林火災はベルギーの国土と同じ広さの地域を破壊し、隣国のガイアナにまで広がった。
アマゾン流域の干ばつは、1926年以来最悪の状態を記録しています。つい最近では、メキシコの火事からの煙がアメリカのコロラド州まで吹き付けています。
メキシコでは既に数万ヘクタールの地域の植生が消失し、その4分の1は森林である。実際、世界で最も生物多様性に富んだ熱帯林が現在危険にさらされていることになります。